第131回 プレゼン資料作成のコツは、いきなりパワポを開かないこと。

採用活動の広報が解禁されて1週間が経ちました。解禁日から毎日のように合説や個別の説明会でプレゼンをしている方も多いと思います。そこで今回はプレゼン資料作成のコツについてお話します。現在は、オンラインでの説明会が主流となり、資料の良し悪しで、企業の印象が大きく左右されるようになりました。なぜなら、対面であればスピーカーと資料の両方に目がいきますが、オンラインだとほぼ資料に目がいくからです。

それでは早速ですが、資料作りの話に移ります。一番重要なことからお伝えします。プレゼン資料作成で最も大切なことは、いきなりパワーポイントやキーノートなどのプレゼンテーションソフトを開かないことです。最初にやるべきことは、目的とゴールの設定です。目的は、「何のためにこのプレゼンをやるのか」を決定することです。目的が決まると、その次はゴールの設定です。ゴールとは、「このプレゼン終了後、受講者にどうなってほしいのか。どう行動してほしいのか」を決定することです。この目的とゴールさえ明確化しておけば、ブレることのない一貫性があるプレゼン資料ができます。

そしてその次は、全体構成の決定です。目的に沿ったプレゼンで、ゴールを達成するためには、何をどのタイミングで伝えると効果的か、思考します。その際に重要なのが、ターゲット(自社の求める人材像)を頭に描きながら、「ターゲットにとって」何を伝えるのが効果的かを考えることです。それが決まれば、次は時間配分です。20分なら、自己紹介2分、会社紹介3分、競争優位性3分、社風3分、福利厚生2分、個別説明会の案内3分、質疑応答3分、バッファ1分といった感じで細かく計画していきます。

ここでやっとプレゼンテーションソフトを開きます。ここまでできていたら、後は資料に落とし組む作業だけなので超効率的で、いきなりプレゼンソフトを開いたときと比べてその差は歴然です。プレゼン資料は、1スライド1メッセージ。画像や図解多め。文字は少なく大きく。色は3色まで、原色は使わない。フォントは全ページ統一。お勧めフォントは「メイリオ」「游ゴシック」「HGP創英角ゴシック」……おっと、もう枠いっぱいになりました。続きはまた別の機会で。