第137回 夏のインターンは、複数のタッチポイントを前提に設計する

今年から多くの播磨の企業様が夏にインターンシップを開催されました。現代の就職活動は、3年生の3月ではなく、3年生の6月からスタートします。6月~7月にかけてインターン先を探し、夏休みはインターンに参加し、秋以降はインターンに参加した企業とコンタクトを取り、就活解禁までにインターン先から内定をもらい就活を終了する、といった流れが増えています。一昨年くらいまでは、ある優秀層に限った話でしたが、昨年あたりから一般的になりつつあります。この流れにうまく乗るための一歩として、初めて夏のインターンを開催された播磨の企業様が多くいらっしゃったことは嬉しい限りです。ただ、開催しっぱなしではなく、開催後の対応が非常に大切になってきます。

実際「開催はしたものの、この後どうすればいいの?」というご相談を最近よくいただきますので、いくつか事例をご紹介します。一つめは、端から複数回会うことを前提に設計するケースです。インターンをシリーズ化し、夏、秋冬と3回開催を前提に夏の募集をかけます。回数を重ねるごとに自社の理解、興味が深まり、価値観や想いが伝わる設計にします。夏に参加した学生全員を秋に招待する場合や、夏に印象に残った学生だけをコッソリ招待するシークレットインターンを開催する場合もあります。

また、シリーズ化するものの、秋や冬からも参加できるように設計しているケースや、夏に採用候補者となる学生と出会うことができなければ、秋、冬の2回シリーズで仕切り直すこともあります。シリーズ化しない場合も、夏に出会った学生で採用候補となりえる学生には、個別に先輩座談会を実施したり、面談を行い就活相談にのったり、エントリーシートの添削をしたりするなど、開催後も複数回会う工夫をするケースもあります。社名で勝負できない企業の採用逆転劇は、複数回会うことで志望度を高めていくほかありません。今からでも夏のインターン参加学生と今後どう接点が取れるか、ぜひ考えてみてください。