第141回 2022年新年にやるべきは、2024卒の採用計画を立てること。

あけましておめでとうございます。お正月はゆっくり過ごせましたでしょうか。
お正月に2022年のカレンダーを眺めていたら、「採用担当者さんは2022年も休む暇がないな」と感じました。
2022年どころか翌年も更にその翌年も同じようなスケジュールになりそうです。

原因は、就職活動の分散化、長期化です。数年前まではほとんどの学生が同じ時期に一斉に就職活動をスタートしていました。
しかし今は、大学3年生(大学院、短大、専門学校1年生)の6月からインターン合説に参加し、夏休みは3〜4社のインターンに参加し、その後は夏のインターン参加者限定イベントに参加したり、早期選考を受けたりして、3年生の間に就活を終える層が3割ほどいます。

他に3年生の秋からスタート組が1.5割、春休みからスタート組が3割、4年生からスタート組みが1割、4年生の夏以降(部活動引退や公務員、大学院進学を諦めた層)スタート組が1割、3年生の6月からスタートして内定を持ちながら4年生のギリギリまで活動する層が0.5割近くいます。(感覚値)そうなると採用活動の計画もそれに合わせたほうが合理的です。

たとえば7名の採用目標なら、3年生の夏スタート組に合わせてインターンシップを開催しそこから2名採用、秋スタート組から1名、春休みスタート組から2名、4年生スタート組から1名、部活引退組から1名、といったように、年間通して細分化したスケジュールを組む必要があります。

数年前のようにある時期に一気に母集団を稼ぎ、そこから選考で絞っていく方法では採用成功は難しくなっています。
その間にも内定者フォローや研修、新入社員の受け入れ、中途採用もあり、一年間通して採用担当者さんが一息つく暇はありません。

2022年が始まり従来であれば2023年卒の採用に専念したいところですが、並行してスグに24卒の採用計画を組んでいかないといけません。
はりまっちでは、2月9日に24卒のイベントスケジュールの説明会を開催します。ぜひご参加ください。