第162回 「今のうちにいっぱい遊んどけ」は志望度を下げるかも。

若手の人材不足やパワハラ防止法などを背景に、優しい上司が増え、働きやすい職場環境が整いはじめています。一方、職場が「ゆるすぎる」「この上司の下にいたら成長できない」と危機感を覚えて退職をする いわゆる「ホワイト過ぎて辞める」若者が増えています。 そこでここ数年注目されている言葉が「キャリア安全性」です。「今の仕事を...

第162回 小さな総菜チェーンの社長さんが募集費1/2、採用数2倍でやったこと

多くのサービス業が人材不足に苦しむ中、採用費を1/2に抑えて採用数を2倍に増やした小さな総菜屋「はなまるフードサービス」がノウハウを惜しげもなく公開してくれている一冊です。 具体的な採用ノウハウはもちろん参考になりますが、それ以上に理念の共有や現従業員の幸せを大切にする姿勢こそが大切だと痛感させられます。 採用成功...

第161回 採用の成功戦略

著者の窪田さんは、元地方金融機関で人事として活躍した後、現在は中小企業診断士としてコンサルティング会社を経営されています。 経営相談の中でも、人材不足や後継者不在、組織の高齢化、高い離職率、人件費の高騰など、人材や採用に関することが多いそうです。 人事分野においては延べ500社以上の中小企業をサポートし、新卒採用人...

第161回 「採用できた」「採用できなかった」では再現性がない。

今年度の採用活動を振り返る際「今年は採用できた」「今年はダメだった」と結果だけで成否を判断してしまうと、次年度の戦略立案時に何を改善し、何に注力するのか、曖昧になってしまいます。 たまたま今年度は採用できたとしても、再現性が無いので来年度も同じように成功できるとは限りません。失敗した場合は尚更で、どこが悪かったのか、...

第160回 採用フェーズ毎に辞退理由を潰していく。

セールスのマニュアルや研修では、クロージング(購入の決断を促すこと)後に断られないために、商談のフェーズ毎に買わない理由を一つひとつ潰しながら進めていくよう指導されています。 買いたいと思っていない相手にいくら流暢にプレゼンをしても断られるだけだからです。お客様のお困りごとを把握し、それが自社なら解決できることを先に...

第160回 小さな会社 採用のルール

小さな会社が勝つための弱者の経営戦略「ランチェスター戦略」。これを採用活動へ転用して成功に導いた事例を紹介してくれる一冊。 媒体やお金に頼らず、ランチェスター戦略をベースに知恵を絞って採用に成功している企業の事例は、示唆に富むことはもちろん「なるほど!この手があったか」とワクワクさせられます。 ただし、この本はテク...

第159回 採用に強い会社は何をしているか

就活時期の分散化、就職・転職手法の多様化等採用を取り巻く環境は厳しさを増している中、採用に成功している企業がいます。 そんな企業はどんな取り組みをしているのか、成功企業の事例に加え、著者の見解が書かれた一冊です。 事例企業はグーグル、ユニクロ、ニトリ、サイバーエージェント等、大企業やメガベンチャーが多く、この取り組...

第158回 「この会社に入ったときにどうなのか」がフィードバックのポイント

今年からインターンシップには、フィードバックが必須になりました。必須でないオープンカンパニーでも、フィードバックの有り無しで学生の満足度や企業への興味関心も左右されるので絶対に行ったほうがいいと言えます。 ただこのフィードバックは諸刃の剣で学生に新たな気付きを与え、成長を促すような質の高いフィードバックなら大きな満足...

第158回 予算ゼロでも最高の人材が採れる まちがえない採用

難易度の高いエンジニア採用で数々の成功実績を持つ著者。著者が実際に行って効果のあった採用手法を惜しみなく公開してくれています。 SNS採用、リファラル採用、YouTube採用等。 最新の採用手法の具体的な活用方法をはじめ、採用の前に社員のエンゲージメントを高めることやビジョン型等、普遍的に大切なことまで幅広く教えて...