第27回 アイデアは考えるな。
面白法人カヤック代表の柳澤氏の著書。人材業界に属する者はみな、このカヤックの斬新な採用手法に注目しています。就活は無駄が多いという考えで、「節就宣言」という採用方針を打ち出しています。 具体的には、受験する前に、他社の志望動機をカヤックに提出し、それで合否の可能性を判定をしたり、顔写真を先に送り、「カヤック顔」かどう...
面白法人カヤック代表の柳澤氏の著書。人材業界に属する者はみな、このカヤックの斬新な採用手法に注目しています。就活は無駄が多いという考えで、「節就宣言」という採用方針を打ち出しています。 具体的には、受験する前に、他社の志望動機をカヤックに提出し、それで合否の可能性を判定をしたり、顔写真を先に送り、「カヤック顔」かどう...
新卒学生向けの会社説明会で、学生が離職率について社長に質問をしたところ、社長が激怒したそうです。これを目の当たりにした学生(質問した学生ではない別の学生)が戸惑って、Q&Aサイトで、「会社説明会での質...
一世を風靡した人材会社「ワイキューブ」の創業者であり元社長の安田氏が、ワイキューブの設立から倒産までを赤裸々に綴った一冊です。ベストセラー「千円札は拾うな」の著者でもある安田氏が書かれただけあって内容も面白く、また同業界ということもあり、大変読み応えがあり一気に読みました。 安田氏は「人」こそすべてという考え方であり...
楽天の代表三木谷浩史氏は、「楽天の社員同士はライバルであり、同時にかけがえのない仲間です。矛盾しているように見えるかもしれません。でも、どんな世界にも競争と協調は共存しているものなのです。協調ばかりで...
織田裕二主演、槇原敬之の大ヒットソング「どんなときも」が主題歌の映画「就職戦線異状なし」の原作です。空前の売り手市場と言われたバブル期に、就職活動に奔走する若者の姿をリアルに描いています。 優秀な学生の青田買い、内定者フォローでのVIP接待、面接には全員交通費支給、研修名目の海外旅行など、バブル期の就活を知らない私た...
ゴーイングコンサーンといって、企業は将来にわたって事業を継続していくことを前提としており、企業活動は言わば“終わりなき旅”です。一時的に業績が上がっても、それを永続しなければ意味がありません。 短期の...
著者は元Google米国本社副社長 兼 日本法人社長の村上氏。それ以前にも外資系企業を数社渡り歩いており、考え方が非常に合理的で新鮮でした。 そんな村上氏も元はマルクス主義を心酔する左翼学生だったそうです。それでも資本社会に身を置くうちに考え方を変えざるを得なかったのでしょう。印象に残った彼の主張を以下に記します。 ...
4月になり、多くの会社で新入社員が入社され、フレッシュな風を吹き込んでくれているのではないでしょうか。新入社員を見ていると、私たちも初心に戻ることができ、気持ちが引き締まります。どんな社会人になるか今...
著者は「みのもんたの朝ズバッ!」でコメンテーターもしている海老沢氏。私立大のトップである早稲田大学政経学部の入学者のうち、一般入試者の割合はたった39.3%という事実をあげ、大学名だけで判断する企業の採用活動に疑問を呈しています。また、就職人気ランキングを上げるために、企業が大学サークルにビールの差し入れをしている裏事...
先月、経済同友会が新卒採用に関する提言を発表しました。 内容のひとつに、企業が求める人材像や採用基準を明確に示すよう求める項目がありました。エントリーシートの応募条件に専門知識や語学能力、大学での履修...