第65回 2016卒 内定者インタビューのまとめ。

現在2016卒で既に内定を獲得している学生へ随時インタビューを行っています。会社説明会に参加する基準や志望度の上がった会社説明会や面接、内定の決め手など様々な本音が伺えました。今回はそのうち2つのことをご紹介いたします。

①いきなり会社説明会にはいかない。

内定者の多くは、会社説明会に参加する基準として、就職サイトだけを見て判断することは稀で、就職サイトで興味のある会社があれば、まずは合説で直接話を聞いて、そこで会社説明会に参加するかどうかを判断するようです。「とりあえず会社説明会に行って判断しよう」ではなく「ある程度志望度の高い会社に絞って説明会に参加する」という方が大勢いました。
会社説明会となると、午前中もしくは午後をすべて使ってしまうので、短期決戦となった今期はとくにこの動きが顕著でした。そこで、企業側の対応としては、スカウトメールなどを送る際は、いきなり「会社説明会に来てください」ではなく「○月○日の合説に参加しますので、まずは気軽にブースに来てください」という内容を送るほうが効果的です。
初めから会社説明会に参加してもらうより1ステップ増えますが、急がば回れです。合説で良いプレゼンができれば、会社説明会への誘導も大きく増えてきます。

②社員同士の会話や説明会に参加しない社員をよく見ている。

志望度の上がる会社説明会としては、会社説明会の内容よりも会社説明会外の会社の雰囲気が大切だということも感じました。 受付の挨拶、すれ違う社員の感じの良さ、社内の雰囲気、社員同士の会話が楽しそうかなどで会社を判断している学生が大半でした。説明会や面接を行う日は、全社員に周知徹底し、社員一丸で取り組む意識が必要ですね。

このインタビュー結果は、2017卒向けサイト「はりまっち2017」に掲載しています。「なぜこの会社に入社を決めたのか」という質問もあり、内定先の魅力も語られていますので、2017卒の学生にも大きなアピールになります。
また、サイト上に公開されるのでその方自身の内定辞退の抑止力にもなります。企業様にとってはデメリットは一切なく、メリットしか無い無料企画です。貴社の内定者の方もインタビューさせていただきますので、ぜひご紹介ください。2017卒の採用が未定の企業様も大歓迎です。