第67回 2016卒今後の採用手法と、2017卒に向けて

2016卒採用戦線は、予想通り長期化し、例年なら既に活動を終了している企業様も、今年はまだまだ継続しています。

「はりまっち2016」上では、現在も採用活動をしている企業様だけが検索できる「秋採用特集」を組み、トップページからの導線を強化しています。しかし11月に入り、サイト上での学生の動きは益々鈍くなってきているのが現状です。

そんな状況の中で、今後の2016卒の効果的な採用活動手法としては、キャリアセンターへの求人依頼です。求人票をキャリアセンターへ提出している企業様は多いと思いますが、この時期からは、直接出向いて、キャリアセンターの職員の方へ、自社求人の魅力をプレゼンテーションし、直接紹介してもらえるよう依頼することで、単に求人票を提出していたときよりも、優先的に学生へ紹介してくれるようになります。

また、自社単独の説明会を大学の教室で開催できるようにも依頼してみてください。大学側も1名でも多くの学生を就職をさせたい思いがありますので、比較的受け入れてくれやすいです。

そして、2016活動継続中でも並行して2017卒の採用活動の計画を立てることをお薦めしています。なぜなら、2017卒採用は、昨年と比べて、前半戦に勝負をかける企業様が増えているからです。就活解禁直後である3月1日開催の合説は既に満席で、キャンセル待ち状態となっています。3月10日のはりまっちんぐ交流会、3月19日の理系セミナー、3月23日の合説ももうすぐ満席になりそうな状況です。各大学で開催される学内合説も、キャンセル待ちが続いていると聞いています。

学生も同様に早いペースで登録が進んでおり、前年同月比で161%の会員登録数となっています。また、7月から毎月開催している就活勉強会も、毎回昨年比の120%で参加し、意識の高さが伺えます。はりまっち内の優秀層や理系学生は、3月に集中して合説に参加し、4月以降は個別の説明会に出向き、6月には内定を獲得し、就活を終えると予想しています。

「最初に内定をもらえたから」「最初は志望外だったけど、良い会社だったので決めようと思う」「この人がいるなら、ここでも頑張れそう」など、最初に内定をもらった会社に決める学生も多く存在します。競合が多いとはいえ、正しい採用活動をすれば十分にチャンスはあります。2017卒採用も、ぜひ早めの対策を。