第89回 インターンシップは諸刃の剣。

今期から1DAYも正式なインターンシップと認められ、19卒向けでは、多くの企業がインターンシップを実施しています。はりまっちでも8月に1週間のインターンシップを2回開催し計15名のインターンシップ生を受け入れました。

その中には既に3社のインターンシップを受けていた学生もいたり、これから5社受ける予定があるという学生もいました。大学もインターンシップの積極的な参加を呼びかけているようです。また就職ナビの営業マンもしきりに「インターンやりましょう!」「インターン生を受け入れて早期に学生と接触してPRしましょう」と企業へのインターン実施を推進しています。

一昨年までは就活解禁までに1社か2社のインターンに参加する学生がほとんどでしたが、昨年から徐々に増え始め、今年は5社以上のインターンを経験する学生が増えてくると予想しています。そうなると学生は、弥が上にも“良いインターン”と“悪いインターン”の比較をしてしまうようになります。

流行や就職ナビの営業マンに推されてプログラムをしっかり考えず、 「とりあえずうちもやってみよう」と実施してしまうと、しっかり設計された他社のインターンシップと比較され、「あの会社は面白くない」などとマイナスに思われて逆効果になってしまう可能性もあります。容易に流行りに飛びつくのではなく、きちんと考え抜いたうえで実施する必要があります。

はりまっちは、ただ「インターンやりましょう!」ではなく貴社に合うプログラムを一緒に考えてご提案をさせていただきます。そのためにも、はりまっちが実験台となって、いろんなコンテンツでインターンシップを実施し、評判の高いものとそうでないもの、その原因を分析し、成功事例、失敗事例を集めていきます。また出会う学生には“志望度の上がったインターンシップ、下がったインターンシップ”をしっかりヒアリングし、まとめていきたいと思います。

比較されるということは、良いインターンシップを実施すれば、そこで学生を惹きつけることができ、採用にもプラスに働きます。ぜひ一緒にインターン戦線を勝ち抜きましょう。