第95回 合説で長々と説明すると、個別説明会の誘導率が下がる現実。

先日、用事で大阪に行くことがあり、その隙間時間にショッピングモールや百貨店に立ち寄ってみると、楽しくて、もっと居たくなりましたが、この日は時間が無く「今度は丸一日買い物だけを楽しもう」と決め、別日に再度訪れました。すると3時間程度で疲れて、飽きてしまい、そのまま帰ることとなりました。

3月1日に19卒向けの就職活動が解禁し、全国各地で合説が開催されています。はりまっちも、今日までで既に4回開催し、多くの企業様と学生にご参加いただきました。今年の合説で顕著だったのが、学生の企業訪問数の伸びです。昨年は平均3.6社だったのが、今年は5.3社と大幅に増えました。学生のアンケートには、「1社当たりの時間が短かったので、効率良く多くの企業を回れた」「昨日行った合説では説明の時間が長くて、疲れて2社しか聞けなかったが、今日は25分で統一されていたので、7社回っても疲れなかった」などといった意見が多く寄せられました。昨年は1回を30分としていたため、学生から「説明時間が長い」「1回の説明時間を短くしてもっといろんな会社を訪問したい」という意見が続出しました。そこで今年は25分に変更したところ見事に訪問社数が伸びました。

学生が合説に参加する目的は、複数の企業を比較検討することです。まだ興味を持っていない段階で、1社の説明を細かい内容まで長々と聞かされては、逆に志望度が下がり、個別の説明会へ行く意欲が薄れます。また、個別の説明会に参加した学生から「合説で聞いた内容とほとんど一緒で、意味なかった。それなら他行っとけば良かった」といった意見も、毎年よく聞きます。合説はあくまで興味喚起の場であり、個別の説明会に誘導するためのツールです。合説で長々と説明しても、学生は複数社の話を聞くので、細かい内容までは覚えていません。「もっと聞きたい!」と思うところで終えて、「もっと知りたい方は、個別の会社説明会で!」と誘導するのが合説の本当の活用方法です。

説明時間を各社に任せている合説でも、25分を目安にしてください。何事も「もっと」と思うタイミングで切り上げるのがポイントです。