第121回 1分で話せ

この4月に、はりまっちにも新入社員が入り、現在毎日研修をしています。

かわいい新入社員を想って、先輩たちがこぞっていろんなアドバイスやフィードバックを行っています。その結果、組織間のコミュニケーション量が増え、先輩自身の成長にも繋がり、新卒採用が組織活性化に与えるパワーの大きさを改めて感じています。

しかしその反面、新入社員のキャパシティを超える量の情報がいろんな先輩から伝わってしまい、消化不良を起こしてしまうケースがありました。

先輩社員は親切心で「あれもこれも伝えてあげたい!」とアドバイスをしていますが、相手に伝わらなければ意味がありません。

相手のことを想うのであれば、「あれもこれも伝えない」勇気を持つことが大切です。細かいことは捨てて、最も大切なものだけに絞って伝えるほうが、当然相手には深く伝わります。

何をどう絞ればいいか悩んだときは、この本がお勧めです。膨大な情報量でも1分で伝えるための方法が書かれています。

はりまっち主催の合説では、1分間企業PRタイムを設けているものもあります。この1分間PRで見事なプレゼンをした企業は、ターゲットの学生の心を掴んでいます。

1分間PRが上手な企業は、30分の説明も見事です。相手のために「あれもこれも伝えない」でください。