人事担当者向けオススメ本

第101回 人事課長 鬼塚

今月は人事部が主役の漫画をご紹介します。主人公である人事課長の鬼塚が、社内で起こる人事関連のややこしい難題を次々に解決していきます。

能力主義、抜擢人事、左遷、社内不倫、出向、リストラ勧告など、人事業務の中でも特にダークな業務にスポットライトを当てた漫画です。できれば起きて欲しくないような社内課題を、鬼塚は冷静沈着に解決していきます。「なるほど!その手があったか」と現実の人事業務の参考になることもあれば、「これは漫画の世界だから通用する話だ」と娯楽感覚で読めるところもあるバランスの取れたストーリーで、疲れている平日の夜に読んでもすんなり頭に入ってきます。

鬼塚人事課長は、見た目が怖く“鬼課長”として社内では恐れられていますが、多面的な視野と深い洞察力を持ち、上司や先輩から理不尽な扱いを受けている社員に手を差し伸べたりする社員想いの優しい課長です。

会社の方針と自分の想いとの間に苦しむことや、人事の対応一つで救われる社員がたくさんいること、聞きたくもない情報も集まってくる役割など、人事担当者様なら共感できることも多い内容ではないでしょうか。全20巻と少し長めですが、ぜひ1巻だけでもお試しにいかがでしょうか。